初心者でもわかる!IPアドレスとは何かをやさしく解説
インターネットやパソコンを使っていると、「IPアドレス」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。でも、それが何なのか、具体的に説明するのはちょっと難しいですよね。この記事では、IPアドレスの基本を初心者向けにわかりやすく解説します。

IPアドレスってなに?
IPアドレスとは、インターネット上の「住所」のようなものです。コンピューターやスマートフォン、プリンターなど、ネットワークにつながっているすべての機器には、それぞれユニークなIPアドレスが割り当てられています。
たとえば、郵便を届けるときに住所が必要なように、インターネット上でも、正しい相手にデータを送るためには、その「住所」が必要になります。それがIPアドレスの役割です。
IPアドレスの形式とは?
IPアドレスには主に2種類あります:
- IPv4:例:192.168.0.1 のように、数字が「.(ドット)」で区切られた形式。現在もっとも広く使われています。
- IPv6:例:2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334 のように、より多くの機器に対応するために作られた新しい形式です。
IPv4では約43億個のアドレスしか用意できないため、世界中のインターネット機器をまかなうには足りません。そこで登場したのがIPv6です。

グローバルIPとプライベートIP
IPアドレスにはさらに次の2種類があります:
- グローバルIPアドレス:インターネット上で唯一のアドレス。世界中のネットワークで識別されます。
- プライベートIPアドレス:家庭やオフィスのネットワーク内で使われるアドレス。ルーターなどがこの仕組みで動いています。
たとえば、あなたのスマホやパソコンは、家の中ではプライベートIPを使っていますが、外のインターネットにつながるときは、ルーターがグローバルIPで通信しています。

なぜIPアドレスは重要なの?
IPアドレスがないと、データの送受信が正しく行われません。たとえば、あなたがYouTubeで動画を再生するとき、YouTubeのサーバーは「あなたのIPアドレス」に向けて映像データを送っています。
また、IPアドレスはセキュリティの観点からも重要で、不正アクセスの追跡や、アクセス制限などにも使われます。

まとめ
IPアドレスは、インターネットで情報を正しく送受信するための「住所」のような役割を持っています。仕組みを理解すると、ネットの安全性や利便性がより実感できます。